あなた疲れてるのよ
夜、干していた洗濯物が乾いているか確認する。
朝に医者にいったため、着ていた衣類を全部昼頃に洗って干してたものだから
出かける前に干していた分と合わせると、必然的に数がいつもより多くなる。
洗濯物同士の間隔が狭くて、ちゃんと乾いているか心配だったのだ。
特に昼に干した分は、干していた時間が短めだ。
…長袖シャツに、手を伸ばす。
「え〜、昼に干したのに乾いてくれてる〜」
「ありがと!」
言葉にして、思った以上に嬉しさが声に滲んでいたことに驚く。
そのことに自分で自分を笑いながら…朝に干したシャツに手を伸ばす。
「むしろキミの方が…」
こちらは朝に干した分ではあるが、しかし半袖シャツにしては布地が厚い。
重ねて言うが、いつもより洗濯物の間隔が狭かったため、
生乾きかもしれない、と思ったのだ。
しかし…
「乾いてるわ、疑ってゴメン」
改めて、洗濯物に当たり前のように話しかけている自分が
奇妙で滑稽で笑ってしまう。あなた、疲れてるのよ。
朝に医者にいったため、着ていた衣類を全部昼頃に洗って干してたものだから
出かける前に干していた分と合わせると、必然的に数がいつもより多くなる。
洗濯物同士の間隔が狭くて、ちゃんと乾いているか心配だったのだ。
特に昼に干した分は、干していた時間が短めだ。
…長袖シャツに、手を伸ばす。
「え〜、昼に干したのに乾いてくれてる〜」
「ありがと!」
言葉にして、思った以上に嬉しさが声に滲んでいたことに驚く。
そのことに自分で自分を笑いながら…朝に干したシャツに手を伸ばす。
「むしろキミの方が…」
こちらは朝に干した分ではあるが、しかし半袖シャツにしては布地が厚い。
重ねて言うが、いつもより洗濯物の間隔が狭かったため、
生乾きかもしれない、と思ったのだ。
しかし…
「乾いてるわ、疑ってゴメン」
改めて、洗濯物に当たり前のように話しかけている自分が
奇妙で滑稽で笑ってしまう。あなた、疲れてるのよ。