窯の底のあなぐら

プロットの段階ではいくら口頭で説明したところで
私の頭の中のネームがどんな形をしてるかなんて伝わりませんし
私の説明で担当氏がどんな想像をしてるかも解りません
お互いに違うものを想像している状態で
「もっとこうした方がいい」とか話し合っても
絶対に認識はズレまくっています

そんな状態で具体的なやりとりについてなど
ことこまかに決めても後で「おかしいぞ」ってなるのは当然です
というか社員旅行の幹事の時とか、
12話で多田が誘うのに奮闘するとか、
そうやってネームを描く前に具体的に決められた時には
「これじゃ話が成立しない」って今まで必ず困ってきました

他の作家さんとはそれでうまくいっているのかもしれませんが
私はコミュ障なので無理だ、というのが現実です
7/6の打合せも正直「何言ってるのか解んねぇ」って何度も思ってました

なのでプロット段階では
あまり具体的に取り決めようとしないで欲しいです
多少の思い違いがあっても破綻しない程度の内容にとどめて頂きたい

ネーム第1稿提出後の修正指示については
ネームという共通認識できる土台がありますので
十分に具体的に話し合うことが可能であると思っております

むしろ「読み味が薄い」などのぼんやりとした感想ではなく
「何が悪くてどう直すべきか」としっかりとした方向性を指示いただけると
修正するべき形も見えてくるかと思います